【ポケモン剣盾シングル S16最終8位】漢確定カバザシサンダー
春は、パキメンス!!!どうも中谷です。S16で初の一桁順位を取れて満足しています。
TN E.D.I.T.H. 最終8位、レート2121、71勝24敗(勝率74.7%)
1.【構築、QR】
2.【構築経緯、個体紹介】
私自身が7世代から使いなれているカバルドン+鋼タイプ+飛行タイプを軸とした構築で、S15でも結果が出ていたカバルドン+ザシアン+サンダーの並びを確定とし、組み始めた。
@オボンの実 呑気 砂起こし
H252/B124/D132
(実数値H215/A132/B169/Cx/D109/S56) ※S個体値22or23
地震 あくび ステロ 怠ける
HB:エスバの陽気珠カキュウをオボン込みで92.6%で2耐え
A222ザシアンの+3巨獣斬を87.5%耐え
HD:無振りサンダーの暴風+ダイジェットを89.1%で耐え
ふきとばしが欲しいと思ったシーンより怠けるが役に立つ場面が圧倒的に多く感じるため剣盾に入ってからはこの型を使用し続けている。役立つ場面とは、具体的にはラム持ちだろうと予想されるポケモンに対してあくび怠けるあくびで強引に眠り状態にできること、TOD、おまけとして相手にあまり考慮されないことが挙げられる。S実数値は最遅ラグラージの下を取り、ドヒドイデの上を取る56としている。
@朽ちた剣 意地っ張り ふとうの剣
H252/A76/B12/D132/S36
(実数値H199/A220/B137/Cx/D152/S173)
巨獣斬 じゃれ 石火 剣舞
HB:エスバの陽気火炎ボール確定耐え
HD:臆病オーガの潮吹きを93.7%耐え
サンダーやオーガへの打点としてじゃれつくは確定。カバルドンで相手を寝かせる展開をとれた時アドバンテージを大きくとれる剣舞を採用。最後の枠はいろいろ変えて試したが、単純に石火が最も勝利に貢献すると感じた上に、後述するこちら側のヒードランに打点がない型にすることでメタモン対策も兼ねている。ザシアンミラーではザシアンザシアン対面で先に動いて剣舞をした方が勝つという認識が広まり(これは実際に正しい)多くのプレイヤーが最速を取っていた気がするが、オーガや両バドレックス等との殴り合い性能を優先し最後まで遅いザシアンを使い続けた。詳細は後にするがHPフルのザシアンザシアン対面をなるべく作らないように構築を組むことでSのイタチごっこから逃れようとしていた。
@命の珠 臆病 静電気
C252/D4/S252
(実数値H165/A85/B105/C177/D111/S167)
十万ボルト 暴風 身代わり 羽休め
身代わりを採用することによりカバルドンに対して身代わりであくびを透かした後、ダイジェット2回で突破することが出来る。これによりザシアンミラーでのお祈り剣舞合戦から逃れることが出来たため重宝した。カバルドンで相手を眠らせたあとの身代わりや、ミラー対面での怪電波透かしも強力だった。電気技は主に相手のサンダーへのダメージを考えて十万ボルトを採用している。禁止伝説やミラー、ヒヒダルマ等を考えて臆病最速一択。余談だが、最終日にカバ対面身代わりダイジェットを通すため、立ち回りが共有されることや再戦を考慮し最終日前日まで身代わりから暴風を押すかダイジェットを押すかデタラメに決めていた。それが功を奏したのかは知らないが最終日の身代わりジェットは全て通った。
ここまでが軸の3匹である。この3匹の選出でほとんどのザシアン軸、オーガ軸に対応可能であるため他の禁止伝説に対して戦うコマを考える。
@食べ残し 図太い 貯水
H156/B252/S100
(実数値H225/A94/B145/C105/D115/S93)
フリドラ ボディプレス 身代わり 零度
日本の宝ラプラス。主にダイナ軸、イベル軸、ホウオウ軸と同居しているラキヌオーバンギ等の崩しをしてもらう。調整元は竜王戦 最高1796 - BEAUTIFUL≒SENTENCE。構築の見た目で水の一環を切れているおかげでオーガ側は意識せざるを得ないという点も良い。ダイナックルを打つ場面が少ないながらもあったのでA個体値は31。
@進化の輝石 なまいき アナライズ
H244/B68/D196
(実数値H191/A100/B119/C125/D154/S72)
トラアタ れいび イカサマ 再生
HB:臆病眼鏡バドレックスのサイコショックが44.0%~51.8%
HD:11n
対黒バド軸、ディアルガ軸、レシラム軸などに出す。黒バドを強く意識しているためアナライズのイカサマ持ちで採用。黒バド軸との対戦ではポリにダイマを切ることが多かったので打ち合い性能の上がるトラアタも採用。れいびの枠は別の技を試してみても良いかもしれない。
@風船 ひかえめ もらい火
H4/B4/C252/D12/S236
(実数値H167/A90/B127/C200/D128/S127)
対ダイナ軸、ネクロ軸、白バド軸、ゼルネ軸、グラードン軸などに出す。調整元は【s15使用構築】閃光シアンロック【最終2172-1位】 - チハヤちゃんポケッと。特にザシアンの苦手なネクロ軸に対して高い勝率を出してくれた。ザシアンの苦手な相手に強く、サイクルを即座に崩壊させる能力を持つ。ザシアンが有利対面を取っているときにヌオーやネクロバック等に合わせてこいつを釣りだし、相手のポケモンのどれかにマグマストームを当てればその試合はほとんど拾うことが出来た。ザシアンがメタモンにコピーされても一応こいつで止まるが、後投げをして風船を割ってしまうと、相手は一度メタモンを引っ込めてこちらのドランをコピーすれば簡単に有利な盤面を作れてしまうので注意したい。
3.【選出、立ち回り】
状況によって多少の変更はありますが大体で書いておきます
・vs
→
サンダーを初手に投げて、あくびを身代わりで透かしてその後ダイジェットでカバルドンを突破します。その後加速したサンダーで相手の裏を削り、こちらのカバザシアンで詰めます。
・vs
→
サンダーを初手に投げて、相手もサンダーを投げてきていた場合はカバを後投げし、オーガにあくびが入った対面でステロを撒いて試合を動かします。対オーガ軸は相手のポケモンのどれかを眠かせることのできる試合が多いので、寝たポケモンに対してザシアンとサンダーどちらから展開するかよく考えましょう。
・vs
→
初手はなんでもいいです。相手の黒バドにはポリ、サンダーにはカバを投げてサイクルを回しつつザシアンで負荷をかけ、最後はポリのダイマで詰め切るのが理想です。
・vs
→
ドランでダイナをマグストで閉じ込めて倒した後にラプで詰めます。ダイナに逃げられてラッキーに引かれた場合はカバを投げて電磁波をケアしつつ安全なタイミングでラプを繰り出します。
・vs
→
初手にザシアンを投げ、相手にサンダーが出てきていた場合はカバに引いて試合を始めます。試合のどこかでレヒレザシアン対面を作ったら即ヒードランに釣り、マグスト草原で交代際に出てきたレヒレを処理し、そのままダイバーン連打で勝ちを狙います。
4.【special thanks】
・通話やリプで一桁を応援してくれた人たち
・硬いザシアンと宝ラプラスと最高のヒードランを使う気にさせてくれたチハヤ
・スイッチに張ってたなんか便利なHPゲージ丸見えのやつ
5.【あとがたり】
シングルレートを始めて丁度5年でやっと最終1桁を取ることができて嬉しいです。学生最後のシーズンでギリギリ間に合いました😂社会人生活がどれだけ忙しくなるかわからないけど潜れるシーズンは潜りたいですね😤😤😤
質問等あればなかたに (@nktn_pien) | Twitterまで。
【ポケモン剣盾ダブル S13最終48位】バナコーポリ2
明けまして、パキメンス!!!どうも中谷です。今期はダブルに初挑戦しました。最終二桁をとれたので構築はほぼ丸パクリですが自己満足で記録だけしておきます。
TN E.D.I.T.H. 最終48位、レート1943、143勝91敗(勝率61.1%)
TN リョウ 最終153位、レート1866、98勝51敗(勝率65.8%)
1.【構築】
ダブルの構築は組み方が何もわからなかったので、記事に立ち回りが詳細に書いてあるこちらの構築をほぼ丸パクリにして潜っていました。筆者であるcobaltさんに感謝します。(※無断転載です。問題があれば削除します。)
2.【調整】
@こだわり眼鏡 控え目 トランジスタ
H44/B156/C252/D4/S52
(実数値H161/A94/B90/C167/D71/S227)
十万ボルト エレキネット エレキボール ボルチェン
@バコウの実 控え目 葉緑素
H252/B4/C236/D4/S12
(実数値H187/A78/B104/C165/D121/S102)
ハードプラント ヘド爆 大地の力 眠り粉
@木炭 冷静 日照り
H252/C252/D4
(実数値H177/A90/B160/C150/D91/S22)
噴火 熱風 大地の力 守る
@きせき 控え目 ダウンロード
H244/C36/D228
(実数値H191/A76/B110/C143/D144/S80)
トラアタ サイチェン 再生 トリル
@襷 陽気 不可視の拳
A252/D4/S252
(実数値H175/A182/B120/Cx/D81/S163)
暗黒強打 インファイト 不意打ち 見切り
@チョッキ 意地 威嚇
H244/A196/B4/D44/S20
(実数値H195/A209/B111/Cx/D106/S114)
3.【後語り】
レジエレキのビジュアルが好きだけどシングルでは使う気にならなかったのでダブルを触る運びとなりました。初ダブルで右も左もわからない状態でしたが、潜っていくうちに段々と成長が感じられて楽しいシーズンでした。次潜る時は自分で構築を組んで上位を目指したいと思います。
【ポケモン剣盾シングル S12最終27位】カバサンダーナットウツロ軸
冬は、パキメンス!!!どうも中谷です。S12お疲れさまでした。
TN E.D.I.T.H. 最終27位、レート2131、177勝99敗(勝率64.1%)
TN リョウ 最終137位、レート 2059、115勝55敗(勝率67.6%)
1.【構築、QR】
2.【構築経緯】
シーズン序盤に身代わり持ちの耐久振り原種サンダーが強いということを聞いたので、試しに命の珠を持たせて運用した。抜き性能、切り返し性能、詰ませ性能どれをとっても強かったので構築の核として採用。
@命の珠 控え目 静電気
H188/B4/C236/D4/S76
(実数値H189/A99/B106/C192/D111/S130)
十万ボルト 暴風 身代わり 羽休め
Sラインは+1で準速ドラパ抜き、H実数値は10n-1。カグヤレヒレや相手のサンダーへのダメージを考えて放電ではなく十万で採用。
ここから取り巻きを考える。サンダーが大きく不利を取る相手としてウツロやバンギ等の岩タイプやライコウ、ジバコ等の電気タイプ、ポリ2等の高耐久ポケモンが挙げられるが、それを解決する枠としてナットレイを採用。ウツロを相手にする分にはH振りだけで十分な上に、鉄壁ボディプレが無いと役割対象に逆に起点にされる状況が多発する(身代わりライコウ、鉄壁ボディプレジバコ、身代わりポリ2等)ため、HB鉄壁で採用した。終盤増えたウオノラゴンに後投げできる点も良い。
@食べ残し 呑気 鉄の棘
H252/B252/D4
(実数値H181/A114/B201/Cx/D4/S22)
ジャイロ ボディプレ 鉄壁 宿り木
上のサンダーナットでは相手のエスバ、サンダー、ポリ2、ドラパ、アゴの処理が安定しないため、カバルドンとウツロイドを採用し、この4枠を構築の軸とした。
@オボンの実 腕白 砂起こし
H252/B124/D132
(実数値H215/A132/B169/Cx/D109/S66)
地震 あくび ステロ 怠ける
HBライン:エスバの陽気珠カキュウをオボン込みで92.6%で2耐え
HDライン:サンダーの特化珠ジェットを93.7%耐え
バンギ入りのサイクルやラム持ちエスバやカイリュー等考えると怠けるは絶対に抜けない技だった。ラム持ちの中でもランドは剣舞されるとケアが効かないので基本的にランド入にはカバから入ることはしないように心掛けた。TOD想定でS個体値は29のものを使用している。
@パワフルハーブ 臆病 ビーストブースト
H4/B84/C164/D4/S252
(実数値H185/A52/B78/C168/D152/S170)
メテオビーム ヘドロ爆弾 草結び サイコショック
HBライン:陽気エスバの飛び膝93.7%耐え、陽気ドラパのホロウ75%耐え
BBでSが上がるように調整。ハピナスでウツロを対策してくるパーティにイージーを取れる点、ウツロとアーゴヨンに刺さる点からショックを採用した。
※後2枠は割と自由にカスタマイズしていいと思います。僕はスカーフ最速水ウーラオスを準確定枠として使用し、最後の1枠はコロコロ変えてました。軸の4体は特にフェローチェ、ヒードラン、カミツルギ、瞑想してくるエスパータイプが重いのでそこをケアできるポケモンを入れると良いと思います。下のSpecial Thanksに同じ軸を使用した仲間数人の記事のリンクを張っておきます。
3. 【個別解説】
現環境最強の電気タイプ。3ターンだけギガボーマンダになるやつ。持ち前の数値の高さとダイジェットによるダイマ同士の打ち合い性能は抜きんでるものがあった。「身代わり」は、サンダーが受かっていない構築の初手カバに対して身代わり→ダイジェットで仕事をさせずにそのまま突破したり、カグヤやナットやラグをカモにすることができたり、先行ダイマしたあとに相手のダイマを枯らしたり、TODをしたりなどありとあらゆる場面で役立った。
サンダーの苦手な岩タイプと電気タイプを受けるやつ。「鉄壁」は何故か考慮されることが少なく、相手が物理3枚選出をしている時はイージーウィンをとれた。「宿り木の種」で有利サイクルを進めていく。
起点作成と物理受けやるやつ。行動回数が多いであろう盤面で繰り出し「あくび」や「ステルスロック」で展開していく。基本的には「怠ける」で体力管理をしながらカバの不利対面相手に「あくび」が入るまで連打してからステロを撒く。ウオノラゴンは例外で「寝言」を所持していることが多く寝かせながらカバを落とそうとしてくるプレイヤーが多かったので「あくび」が入ったら即ナットレイに下げていた。相手チームにランドがいる場合はラム剣舞ジェットで詰んでしまうので初手には投げないようにした。
特殊全般と有利に殴り合えるやつ。「メテオビーム」で殴りながら敵を倒してCS上昇できるうえに、ダイマすると物理耐久もそこそこある(ウオノラゴンの特化ダイストリームを確定耐えする程度)のでなあなあで対策することができない。対策枠の選出を強いることができる点も強かった。ナットレイ入りにはこちらのサンダーでサイクルを崩せそうな時だけ出していた。
4.【選出&立ち回り】
状況によって多少の変更点はありますが大体はこんな感じ。
・vs
→
カバルドンを初手に投げて、あくび連打から頃合いを見てステルスロックを撒きます。サイクルを回し、ウツロイドの有無を確認します。いる場合はステロ+宿り木で有利サイクルをとれているはずなのであまり苦戦しないはずです。いない場合は相手のサンダーにこちらのナットの交代際宿り木が入った状態でサンダーにバックします。この後ダイジェット連打で基本的に勝ちです。
・vs
→
カバルドンを初手に投げてウオノラゴン以外が来ていた場合あくびがウオノラゴンに入るまで連打します。※あくびがウオノラゴンに入った次のターンナットにバックします。ここで眠らせてくるプレイヤーがほとんどです。(寝言を所持している場合やそもそもこれ以上クルクルしてもステロあくびループに持ち込まれてしんどい。)寝たウオノラゴンに宿り木を打ち、サンダーが出てくる場合、こちらはカバに引きあくびからステロを撒きます。ステロを撒いたのち即サンダーバックでダイジェットを連打します。ステロのせいでHDポリ2も受かっていないので数的有利を取ったのち3タテかTODで勝ちです。初手ウオノラゴンが来た場合はナットバックして次のターンサンダー引き一点読みでカバに釣り交換します。その後は上記の※からの内容で試合を行います。
・vs
→@1
初手カバ、裏にツルギがおかれていることが多いです。初手サンダーで身代わりを張り、あくびが入るのを回避します。相手チームにサンダー受けがいない場合は身代わりが残った状態でダイジェットを打ちます。カバに仕事をさせずに裏にも一度ダイマックス技を入れられるのでそのまま3タテできる場合もあります。サンダー受けがいる場合は身代わりの次のターンに暴風を押すのもありです。身代わりのターンにバンギが出てきた場合はロクブラケアで羽押してから引くか、即引くかしましょう。
・vs
→
ラムランドの場合に詰むのでサンダー初手です。バンギカバ対面をなるべく早く作り、迅速にステロを撒きたいので初手でランドorゴリラ対面が取れた場合はカバに引きます。レヒレはれいとうビームを打ってくる可能性があるため、ナット引きです。ナットレイを大事に扱うことがキーになるため、レヒレのスカーフトリックを絶対にもらってはいけません。トリックにサンダーを合わせることが出来れば基本的に勝ちです。
・vs受けサイクル
→
基本的にはウーラオスをダイマさせて通す展開になります。カバルドンでステロを撒き、ラッキーを眠らせてからウーラオスを投げます。とんぼを押しドヒドカバ対面を作りあくびを押しラッキーを出させ、そこにウーラオスを合わせます。これをもう1セット行うことでラッキーがステロ砂で削れます。これによりラッキーがダイナックル圏内に入っています。ダイナックルを押せば次の+1ダイサンダーが誰も受からなくなっており、択を回避して勝つことが出来ます。ハピナス入りの受けサイクルはウツロイドで崩すルートも取れます。
5.【Special Thanks】
・通話してくれた人達
・リプで応援してくれた人達
・同じ軸を使って使用感のフィードバックをくれたり、仮想構築への立ち回りの研究を一緒にしてくれた仲間たち
彼らの構築記事URLはこちら
rei-poke0728new.hatenablog.com
6.【後語り】
7世代でずっと使用したカバマンダガルドに近い構築が組めて満足しています。この軸で瞬間含む2000到達が10rom、その内2100到達が7romあるようで僕はハッピーです。これから大学が忙しくなるので次ガチでやるのはいつになるかわかりませんが、まったり1桁を狙いたいですね。なにか質問があれば僕のアカウントまで。@nktn_pien
【ポケモン剣盾シングル S10最終32位&54位】こらえるアシレーヌ入りスタン
秋は、パキメンス!!!どうも中谷です。リアルの用事にひと段落ついてS6ぶりにまともに潜れました。運よく結果を残せたので筆を執ります。GGぶろぼいん。
TN リョウ 最終32位、レート2108、103勝52敗(勝率66.5%)
TN E.D.I.T.H. 最終54位、レート2095、115勝67敗(勝率63.1%)
1.【構築、QR】
2.【構築経緯】
まず、使用率一位のパッチラゴンを受けるのが不可能に近いため、対面ベースで構築を組むことに決めた。パッチラゴンを中心に環境が回り、それに対抗するように地面タイプ、さらにそれに強い水タイプ。この三すくみが出来ていることは誰でも容易に想像できる。この中でも遂行速度を急激に早める積み技を有していない水タイプに対しては、草タイプの後投げが安定すると考え、対面で殴り合う駒としてパッチラゴンと地面タイプに強めな、襷こらえるアシレーヌを採用した。受けるのが難しいウーラオスやリザードンとの殴り合いにも強く、接触技がないのでゴツメや鉄のとげ持ちに引かれても襷が残るという点も評価が高い。
次に、先述した水タイプに後投げする草タイプだが、対面ベースの構築に入れることを考えると受け駒2枚を選出していくことが困難と判断し、対面操作が簡単にできるモロバレルを採用した。相手のダイマックスを枯らす役割も任せたいので守るを採用し、黒いヘドロを持たせた。終盤にかけてサイキネアシレーヌとモロバレルが増加していたのでHDベースのヘド爆持ち個体を使用した。
引き続き対面の駒を考える。相手地面枠への選出を誘導しやすく、こちらのアシレバレルを通しやすくする上、バレルと合わせて選出することで比較的安全に受けを崩せる珠パッチラゴンを採用。炎技はナットレイ、ハガネール、コオリッポ、クレベースに打つことや、ドヒド対面でのトーチカに合わせて打つことを考えて大文字にした。また、ここまでで重いリザードン、アローラキュウコン、ウルガモス、ポリゴンZ、オンバーンに強く、アシレーヌと同時選出することでKP上位のダイマポケモンを先制技で縛れるチョッキウインディを採用した。神速の火力やダイサンダーのアシレーヌへの乱数を考えてAは特化。上記のポケモンとの打ち合いを想定しているので残りは耐久に振る。フレドラやワイボ反動と霰ダメを考えてHを16n-1の中で最大、残りをDに回した。最後のサブウェポンはオンバーン意識でじゃれつくにした。
ここまでで決まっているのが
うたかたのアリア ムンフォ アクジェ こらえる
@ヘドロ 再生力 なまいき H236 B116 D156 バレルミラーを考えA0かつS0
ギガドレ ヘド爆 キノコの胞子 守る
@命の珠 はりきり 陽気 A252 D4 S252
電撃くちばし 逆鱗 燕返し 大文字
@チョッキ 威嚇 意地っ張り H204 A252 D54
フレドラ ワイボ じゃれつく 神速
残りの二枠を考える。まず、対面構築の性質上ボルトチェンジ(特にロトム)をされ対面操作をされると安定しないことが問題点として挙がる。それを解決しつつ、バレルと合わせて最低限サイクルを回せるトリトドンを採用。HBベースで、S4ドサイドンをワンチャン抜けるようにS20振り。カウンターは打つ機会がなく、パッチラゴンに打点が欲しかったので大地の力を採用した。単体で出してもあくびで対面操作を行える点も評価が高い。ホルードを始め地面タイプが重かったので1回の後投げを可能にするアッキの実を持たせた。最後に汎用性を備えつつ、襷をつぶすためにとんぼ返りを打ってくるヒヒダルマを何もさせずに倒し、悪タイプでいたずらごころ無効かつ暗黒強打により害悪耐性がつく最速スカーフ悪ウーラオスを採用した。ホルードやカビゴンにも強い点も素晴らしい。以上で構築が完成した。
@アッキ 呼び水 図太い H228 B252 C4 D4 S20
熱湯 大地の力 あくび 自己再生
@スカーフ 不可視の拳 ようき A252 D4 S252 キョダイ個体
暗黒強打 インファ アイヘ とんぼ
3.【重いポケモン】
・ゲンガー(アシレ対面催眠当たると髪の毛消滅する)
・ドラミドロ(えぐい)
・ロズレイド(ララバイw)
4.【選出パターン】
特に基本選出とかは無いので目安として。
・vsスタンパ アシレバレルウインディ
相手のこのポケモン見たらこれ投げるって感じで決めてました。(構築経緯で詳しく説明してあります)
5.【Special Thanks】
・襷枠を考えるときに襷こらえるアシレーヌの案をくれたこうは
・最終日通話してくれた窓のみんな
【ポケモン剣盾シングル S6最終52位】カバカビあくびサイクル
夏は、パキメンス!!!どうも中谷です。S1ぶりにがっつり潜ってそこそこの結果を出せたので記録を残すため筆を執ります。TN E.D.I.T.H.で潜ってました。最終52位、レート2129、勝敗数99-43(勝率69.7%)
1.【構築、QR】
2.【構築経緯】
まず7世代でずっと使っていたあくびカバルドン+あくびカビゴンから構築をスタート。ダイマックス技を受けてもらうためそれぞれにオボンの実と食べ残しを持たせた。広い範囲を受けるためなにかを意識して調整せず、7世代で使っていた調整をほぼそのまんま使った。
あくびサイクルをするため、積みエースとして一度舞ってしまえば上から叩かれる心配の少ない竜舞ドラパルトを採用。+1状態でダイマックスキッスをステロ込みで落とせるようにサブウェポンに鋼の翼を採用し命の珠を持たせた。上位帯での準速以上のスカーフドラパは事故と割り切り、最大火力を出せる意地っ張りとした。何戦か回してクリアボディよりもすりぬけの方が役に立つ場面が多かったのですり抜けで採用。
ここまでで水の一貫性やトゲキッス、受けまわしに不安が残るためチョッキ持ちの貯水ラプラスを採用した。ラプミラーの打ち合いを考えて電気技は命中安定の十万ボルト。
今決まっているのが
@オボンの実 砂おこし 腕白 H252 B124 D132
地震 あくび ステロ @1
@食べ残し 厚い脂肪 慎重 H252 B252 S4
ヘビボン あくび まもる @1
@命の珠 すりぬけ 意地っ張り A252 B4 S252
ドラゴンアロー ゴーストダイブ 鋼の翼 竜の舞
@突撃チョッキ 貯水 控え目 C252 D164 S92
うたかた フリドラ 十万 零度
カバとカビのラスト1枠について考えていく。
まずはカバについて。吹き飛ばしか怠けるの選択だが今回は怠けるを採用した。理由は2つある。1つ目について。例えば相手の先攻ダイマをしのぎボロボロになりながらカバカビで展開した後、ドラパに託すといった状況を考えたとき。結論から言うとあまり強くない。カバカビは突破力がなくお膳立てをしても相手の残ポケ数が3のままのことが多くノーマルとフェアリーがいるとドラゴン技を打つかゴースト技を打つかで択になる。(鋼Z圏内ならそうはならないけど)こうなると上手くダイマックスをいなされて負けてしまうことが多い。そこでこちらのダイマックスでの狩り残しをカバルドンで詰めるという勝ち筋を生み出ことのできる怠けるを採用した。2つ目は単純に受け3枚で選出をするときに怠けるがないとサイクルを回せない点である。もちろん吹き飛ばしがないことにより起点回避ができないというデメリットはあるが後述するポケモンによりある程度の解決に成功している。
次にカビゴンだがこれは理由が簡単で、重いこだわりロトムに一番安定してダメージの入る捨て身タックルを採用した。
最後に残りポケモン2匹を決定する。
吹き飛ばしのないカバカビをカモにしてくるポケモン(剣舞アッキミミ、鈍いカビゴン、アーマーガア、ナットレイ等)を逆にカモれるアッキ天然ピクシーを採用。
この5匹で重いギャラドスとエルフーンに勝てる鉄壁HBナットレイを採用。持ち物は迷ったがギャラに対して後投げが比較的安定するフィラの実に決定した。ミラーを考えてS実数値を1上げることも考えたがジャイロの火力が下がることとそもそも鉄壁ボディプレのミラーは起こることはあまりないはずなので最遅にした。
@アッキの実 天然 図太い H252 B244 S12
ムンフォ 放射 瞑想 月の光
@フィラの実 鉄のとげ 呑気 H252 B252 D4
ジャイロ ボディプレ やどりぎ 鉄壁
3.【重いポケモン】
カビゴン先発で裏にドラパルトを置いていたが、ヒヒダルマ側も裏にあくびカビゴンやガオガエンがいたりしてしんどかった。てか上位のヒヒダルマ入りは大体落とした。ヒヒダルマ見た時点でカビカバドラパ固定でいいかもしれない。ステロ欲しすぎる。カビゴンダルマ対面守るに馬鹿力を打った後ドラパ引きに合わせて氷Zをうつプレイングはされなかったがやられたら切り返しができないので毎回怯えながら守った後ドラパに引いていた。
最低でも一発は避ける必要があった。ドリルラプラスは個体数がそもそも多くなく、地割れカビゴンは何故か終盤減っていたように感じた。一発で当たったらしゃーなしくらいで考えていた。
・呪いミミッキュ
普通にきつかった。痛み分け持ち個体が少なかった?のが不幸中の幸い。
4.【あとがたり】
多分皆わかってると思うんですけどダイマックスの仕様上、前世代よりもある程度割り切った立ち回りが要求されていると感じます。その中で勝率を上げるためにポケモンホームの持ち物ランキングや技ランキングをある程度頭に入れておいて、ある盤面で真っ先に切るべき型は何かを素早く判断することが重要と感じました。もちろん上位のみのトレンドであったり(アッキミミッキュ等)、火力や耐久値の情報を抜き出した後などは話が別ですが、今作は特定の並びが前作よりも少ないため選出画面での持ち物や技の大まかな判断が中々できません。初手対面や相手の死に出し時はランキングに従ってこちらの行動を決めるようにしていました。
こっからは完全な愚痴です。最終日朝5時にこちら36位で相手39位の時に切断バグをされました。(最終日より前にもされましたが。。。)そこでメンタルやられてしまい続けてもプレミしてしまうだろうと思い撤退しました。USMから最終30位を目指していて剣盾シーズン1もそれを目標に潜ってあともう一歩のところで溶かしましたし、ようやく目標達成!嬉しいいいい!と思ったらこれです。「や、俺もやられてんだから文句いってんじゃねーよW」って思った人、ちょっと待ってほしいです。僕もあなたも両方かわいそうでそれでいいと思うんですよ。お互い慰めあいましょう。ゲームフリークの迅速な対応を切に願うばかりですね。
5.【スペシャルサンクス】
一発ギャグ
山寺たかきおす「夏は、パキメンス!!!」
の案をくれたでっぱ
【ポケモンUSMシングル HAZE Finalオフ 優勝構築】
サムネ用。どうも、なかたにです。初めてオフ会で優勝してウキウキなので、中身だけ公開しときます。もうUSMも終わりだし情報は出し🉐。以下常体。
1.コンセプト
使い慣れているは確定。最速カプZinが強いと聞いたのでとりあえず採用。特殊受けへの崩しを行った後が通る気がしたので採用。
2.テキスト
Hippowdon @ Figy Berry
Ability: Sand Stream
Level: 50
EVs: 228 HP / 140 Def / 140 SpD
Impish Nature
IVs: 29 Spe
- Earthquake
- Stealth Rock
- Yawn
- Whirlwind
Salamence-Mega @ Salamencite
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 212 HP / 164 Atk / 4 Def / 12 SpD / 116 Spe
Adamant Nature
- Return
- Earthquake
- Dragon Dance
- Roost
Aegislash @ Leftovers
Ability: Stance Change
Level: 50
EVs: 252 HP / 4 SpA / 252 SpD
Sassy Nature
IVs: 29 Spe
- Shadow Ball
- Shadow Sneak
- Toxic
- King's Shield
Snorlax @ Aguav Berry
Ability: Gluttony
Level: 50
EVs: 244 HP / 4 Atk / 252 Def / 4 SpD / 4 Spe
Careful Nature
- Double-Edge
- Earthquake
- Yawn
- Recycle
Tapu Fini @ Tapunium Z
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 236 HP / 12 Def / 4 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Brine
- Whirlpool
- Nature's Madness
- Taunt
Charizard-Mega-Y @ Charizardite Y
Ability: Drought
Level: 50
EVs: 4 Def / 252 SpA / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 30 Atk
- Fire Blast
- Solar Beam
- Hidden Power [Ice]
- Flame Charge
3.感想
が聞いた話通りなんかめっちゃ強かった。は受け構築とマッチングしなかったので1回しか投げなかったがこいつのおかげで初手読みをそこそこし易くなり、思った以上の活躍をしてくれた。あとは選出択になるようなマッチングで選出が嚙み合ってくれたのが勝てた要因かも。ちなみにの型はなにが良いのかわからない。ミラーへと選出できるようにニトチャめざ氷はあった方が良さそう。(ミラーにこの3匹でいいのかそもそもわからないけど...)
身内が多くてとにかく楽しいオフでした。色んな人と喋れたし。運営の方、対戦してくれた方、応援してくれた方、とを組みあわせる案を出してくれたガスオ、ありがとうございました。
決勝戦はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=eb3tH0jeO5s&feature=youtu.be
【ポケモンUSMシングル S16最高2119最終2083】カバカビマンダガルド
⇔
並びは前期と同じです。前期からの変更点を書いておきます。前期の記事はこちらhttp://fisicapoke.hatenablog.com/entry/2019/04/02/181542
以下常体。
①のS個体値を29に、落としてしまったのですが!
ミラーにおいて大体はという投げ方をしていたが、対面こちらが後から引くことでに相手のの威嚇が入らないという利点がある。Sに4振る人もなんか昔見た気がするけど僕の構築ではSを落とした方がよい。
についてもミラーで不確定要素があるのが嫌だったのでSを落としてす、しまったのですが!あとブレード状態で相手ののシャドボ耐えるようにHDぶっぱの方がよかったかもしれん。
②の型をHAに
努力値H212 A164 B4 D12 S116
変更前はDに厚くしていたがのアナライズいなくなったしの十万Zを耐えて返す試合などほとんどなかったのでのめざ氷耐えまで振った。前期ブラマンダの記事を見て強そうだったので、や、なんとね、変更したが。特筆すべきは相手のH197を恩返しで80%で2発で沈める点、HB特化を+1恩返しで82%で2発で沈める点。他にも火力に振って役立った場面は数知れず。
➂をCSに
努力値H12 B12 C228 D4 S252
前期よりもCを伸ばした。D4をステロ+草結びで最低乱数引かない限り落とせる。
④のノーマルZの元をハサミギロチンに
元はギガインパクトZだった。Z技の威力が200→180に落ちるが、ダメ計回したところ、落としたいポケモンをちゃんと落とせるっぽかったのでギロチンに。に対してを使って対面を作ってハサミを押していく。ギロチンを見せるとスカーフ認定されたりゴーストに引かれたりするのでそこは読んでいきたい。あと軸に対してまーじでどうしようもない時に打つ。まー全く当たらない。ハサミギロチンをサミギロと略すことで差を見せつけていきたい。
⑤の採用
努力値H36 A252 B4 D20 S196
滝/砕く/龍舞/挑発で使って2050くらいまでいった。某を参考にしたようなパーティーにマッチングしまくったのでイージーとるために採用。入れた瞬間にマッチングしなくなり代わりに切っていた
こいつにめちゃくちゃ当たった。憎たらしい笑顔。この使うならは身代わりにするといいかも。
最後に。このを使おうと言ったら協力して一緒に使ってくれた通話窓のメンバー、サミギロを勧めてくれたスズ、ほぼ同じ構築つかって模擬戦やってくれたTerry、ありがとう。10位以内目指してのんびり頑張りたいと思います。
証拠画像